ラ・リーガ、シーズン開幕に合わせTikTokでAR活用のキャンペーンを展開

8月のラ・リーガの2019/20シーズン開幕に合わせ、#HolaLaLigaSantanderのハッシュタグで、ユーザーが競い合うリフティング・チャレンジを実施している。

シーズン開幕に合わせたキャンペーン

サッカー・スペインリーグのラ・リーガ(LaLiga)は、8月の2019/20シーズンの開幕に合わせて、TikTokでAR(拡張現実)を活用したキャンペーンを展開。インタラクティブなフィルターを用いて、ユーザーが画面上のボールの動きに合わせてヘディングでリフティングをするとその数が計測されるもので、 #HolaLaLigaSantander のハッシュタグとともにラ・リーガのシーズン開幕を告げている。

世界各国のユーザーが競い合う中、スペインのフリースタイル・フットボールのチャンピオンであるハビエル・サンス・アギラルなどのインフルエンサーも参加。#HolaLaLigaSantander のハッシュタグは約3,700万回の再生数を記録しており、現在も投稿と再生が続く。

ラ・リーガがTikTokの公式アカウントを開設したのは今年5月。当時その狙いについて、ラ・リーガのデジタル戦略ディレクターであるアルフレッド・ベルメホ氏は次のように語っていた。

「私たちは地理的に拡大する以上に、ラ・リーガのフォロワーの年齢層を拡大しようとしています。(TikTokは)ジェネレーションZ世代の若いオーディエンスと触れ合う素晴らしい機会であり、将来を考えるとラ・リーガはそこに存在するべきです」

同氏はまた、「アカウント開設からわずか2週間で9万フォロワーと50万Likeを超え、伸びは非常に早い」と語っていたが、3ヶ月経った現在は34万以上のフォロワーを獲得している。5億人以上のアクティブユーザーを抱え、その70%が13歳から20歳の若年層であるTikTokは、まさにラ・リーガが狙うオーディエンスに重なる。

ラ・リーガは、リーグがTikTokを率先して活用することで、所属クラブも積極的に参加していくことも期待している。リバプールFCやボルシア・ドルトムントなど、イングランド・プレミアリーグや独ブンデスリーガのクラブも今年に入ってからTikTokの公式アカウント開設を始めており、欧州サッカークラブの間では現在のトレンドだ。

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PUMAのアクティベーションの側面も

今回のTikTokでのキャンペーン展開は、サッカーボールが大きくハイライトされている通り、PUMAとの新たなパートナーシップのアクティベーションという見方もできる。

これは、ラ・リーガが今年4月、PUMAとオフィシャル・テクニカルパートナー契約を締結し、2019/20シーズンから1部リーグ「LaLiga Santander」及び2部リーグ「La Liga 1|2|3」の全試合でPUMAの公式マッチボールが提供されることによる。

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写真=PUMA

2019/20シーズンの開幕に先立つプロモーション動画でも、「LaLiga Santander is back(ラ・リーガ サンタンデールが帰ってくる)」というメッセージや、ラ・リーガのアンバサダー達と共に大きくハイライトされているのがPUMAの公式ボールであり、今シーズンの一つの見所となっている。

シーズンが進む中、ラ・リーガの次のプロモーションやスポンサーシップ・アクティベーションが、引き続き注目されるだろう。